小堀馨子のブログ

古代ローマ宗教研究者でロンドン大学にて博士論文執筆中の小堀馨子のブログです。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | -



久しぶりに (5月1日)
おてんき

日記を書く。

四月は、ローマの漫画の第二巻の校正が上旬に、第三巻のが下旬に入り、上旬の初めの数日以降、殆ど何も博論に関しては着手できなかった。その他も色々と忙しくて、ブログすらアップする気になれなかった。

習慣と言うものは、一度つけてしまうとなかなか崩れないが、一度崩れてしまうと、また開始するのが億劫になるものだ。自分もその例に漏れず、億劫がっているうちに、気づいたら月が変わっていた。

昨日は久しぶりに図書館に行って、少しコピーを仕入れてきた。
また数日ラテン語と格闘して読もう。
まあ、これからもあまり焦らず、ブログも気が向いた時に更新してゆこうと思う。


kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。

| 研究日記 | 00:14 | comments(0) | trackbacks(0)



論文近況 (3月31日)
おてんき

ロンドンは一週間前の日曜日から夏時間になり、日の入りが夕方七時半過ぎという
日の長い季節になった。昼間の時間が長いと、気分も明るくなる。

監修の仕事が一段落して、また博論に取り掛かることができるようになった。幸いなことに、様々な方からのアドバイスで、博論を進める上で心の障害になっていたものが取り除かれつつある。

「恐れるな」とあるが、自分では恐れているつもりはなくとも筆が進まないのでおかしいと思っていたら、やはり、前回に提出した第一章第一節に関して、指導教授から直しが入り、その訂正箇所を訂正して書くだけで、(いくら体調が昔のようでないから当然だとは言え)、一ヶ月も費やしてしまったのに対して、「このレベルまで初稿で仕上げてやりたい。でも自分にそれができるか」という風に、自分の心が気づかない内に恐れを抱いてしまっていたことが段々わかってきた。でも、今やそれが「恐れ」であると明白に認識できたのだから、「恐れ」だとわかっている対象を取り除いてやればよい。

従って、筆が進まなくては元も子もないので、たとえ自分の目から見ても不出来であろうとも、初稿段階では、自分のできる程度のレベルでとにかく書き進めることをしてゆこうと、思いを一新した。そして、余り頻繁に提出してその度に強烈な直しパンチを食らって凹んでいるよりは、ある程度まとめてから提出した方が、精神衛生にもよいかな、と思っている。少なくとも次回、教授に草稿を渡すのは、第一章の次の節ではなく、第一章全体を書き上げた時点にしようと考えている。


kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。

| 研究日記 | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0)



後輩が口頭試問に合格 (3月17日)
くもり

日本人の八歳年下の後輩が一昨日、ロンドン大学博士号取得の口頭試問に合格した。
実に目出度い。前人未到というわけではなくとも、こういう快挙を聞くと嬉しくなる。
彼はイギリスに来てから三年半で書き上げた。私が知る限り、この十年ほどの内に、
日本人で英国で人文系で博士号を取った人の中で最短で書き上げた人間である。
このように頑張れば取れる博士号なのだから、私も老骨に鞭打って頑張ろう!!


kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。

| 研究日記 | 17:10 | comments(2) | trackbacks(0)



近況 (3月14日)
おてんき

本当は博士論文執筆中の学生には無い方が望ましいのだが、最近、私的な仕事で忙しい。
3月22日に第一弾が発売になる本の第三弾の監修作業で忙しいのだ。
そういうわけで、ここにアップできるようなことを見つけられる日々が過ごせていない。
入院しなかった指導教授から、何か見せられる物があるかと言われたが、正直言って無い。
早く、この監修作業を終えて取り掛かるべきだと頭ではわかっているのだが・・・。


kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。

| 研究日記 | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0)



指導教官咄 (3月5日)
おてんき のち くもり

手術が延期になった指導教官から、ずっと音沙汰がなかったので、てっきりベッドが空いて入院したのだろうと思っていた。友人が図書館で目撃した話からも三週間経った昨夜、久しぶりに指導教官からメールが入っていた。

何と、手術の日にちがやっと4月23日に確定したが、これも延期されるだろう、とのこと!!

"My operation was postponed again and they have now given me the date of April 23rd, but it seems quite clear that that date as well is liable to be postponed, so there's no way of planning the future."

と彼は書いてきた。
イギリス人らしい、諧謔的な表現の効いた文章だ。
こういう諧謔的なユーモアにでも包まないとやってられない、という気持ちはイギリス社会に住んでみればみるほどよくわかる。これがイギリス生活の醍醐味だと言われれば、その通りだが。

それにしても、「便りがないのはよい知らせ」と思って、きっと手術は成功しているのだろうと思っていたのだが、何とまだ、入院の段階にすら至っていなかったとは・・・。

嗚呼、これがイギリスの医療なのだ。
これが、NHS(National Health Service)の無料医療の代償なのだ。


kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。

| 研究日記 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0)



近況 (2月28日)
あめ 時々 おてんき

ロンドンは、日も伸びて、午後六時近くまで明るく、
朝も午前七時には明るくなるようになり、春の訪れを感じる。
それに伴い、ヨーロッパの春特有の、一時間程で過ぎ去る雷雨の回数も増えた。

二月は後半は、私的な仕事で忙しかった。
忙しいのは感謝だが、博論が進まないのは痛い。
ただ、仕事に追い立てられることが、生活の起爆剤になっているのも確かだが。
三月は、しなければならない仕事以外の時間が、どうか博論に専心できますように。



kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。



| 研究日記 | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0)



指導教官ったら (2月14日)
あめ のち くもり のち おてんき

手術が延期になった指導教官から、ずっと音沙汰がなかったので、てっきりベッドが空いて入院したのだろうと思っていた。しかし、昨日友人によれば、彼が図書館で目撃されたそうだ。後姿だったので百パーセントの確証ではないが、席に杖があったので、まず彼だろう、と。 「鬼のいぬ間に洗濯」 どころの話ではない。過日にコメントを下さった方が冗談におっしゃったように、本当に、節分に豆を撒いておけばよかった(笑)

いや丁度今は、古代ローマの Parentalia という、日本のお盆やヨーロッパの万聖節に相当するような死者を慰める祭りの時期である。(お盆の方がイメージに近いだろう。) 古代ローマでも、豆は忌み事に使われる物であった。だから、豆撒きには、日本のように「鬼」とは言わないが、死者祓いの意味があったらしい。豆に関しては禁忌があった。例えば、神祇官は死者に属する豆には触ってはいけない、とか。だから、私も遅ればせながら、Parentalia ということで、豆撒きでもしようか(笑)


kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。



| 研究日記 | 02:24 | comments(0) | trackbacks(0)



ロンドンで雪! (2月8日)
ゆき

今日はロンドン中心部でも雪が降った。
ロンドン北部やオックスフォードは大雪だったが、ロンドン中心部は薄化粧程度だった。
やはりヒートアイランド現象で、都心部は温度が高いらしく、他の所が雪なのに、拙宅の周辺は、朝の9時過ぎには霙状態で、すぐに雨に変わってしまった。しかし、この程度の雪でも、ロンドンの交通網は大いに乱れ、地下鉄も鉄道も遅延が相次いでいるらしい。

東京でも、よっぽどの大雪でなければ遅延は滅多に起こらなかったと思う。
この国の鉄道の驚くべき脆弱さも、不思議の一つではあるが。

ロンドンの雪景色070208ロンドンの雪景色070208



申し込んだ学会から、発表不受理の返事が来た。
http://www.classics.ox.ac.uk/conferences/ampah2007/index.html

理由は、人数が余りに多いことと、私の発表と同系統の人がおらず、パネルを形成することができないから、というのが理由だった。私の発表への興味はとても高かったのだが、という旨を書いてあったから、内容的にレベルが低かったので落ちたというわけではないらしい。

ただ、この学会での発表は一昨年やっているので今回は二回目だった。初参加者が優先されるというルールは、以前から謳われていた。また、年々応募者が増えて、今年はもう申し込み時点で、予定人数をはるかに応募者が上回っていると知らされていたから、今年は無理かなと思っていた。それに、自分自身の都合から言っても、ここに学会発表が入らない方が、一層に博論に専念できるからよい。周りの友人も、この時期にやることに疑義を呈していたし、私も自分が、毎年何か学会発表か何かをしておきたい、という功名心半分だったことは自覚しているから。

と言いつつも、指導教官の入院で安心したのと、他の仕事関連のやり取りで、博論関係の作業の進展が、今週はかなりだれて来つつあるが。



kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。



| 研究日記 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0)



後輩が博論提出 - 近況 (2月7日)
おてんき

今日のロンドンは冷え込んで、朝の気温はマイナス3度だった。

2003年にロンドン大に来て、同じ古代ローマ史の分野で博論を書き始めた後輩が、昨日博論を提出した。彼は八歳年下だが、大学院にストレートで入って後、可能な限りの最短距離で留学しているため、彼がこちらに来たのは、私が来た年の僅か三年後だった。まるで弟のような感じでずっと学友として見てきたので、とても感慨深い。去年などだったら、それにひきかえ自分はなどと言って落ち込んだであろうが、今は、彼は彼、私は私で、それぞれのタイミングがあるさ、という感じだ。どちらかと言えば、彼の完成を喜ぶ気持ちの方が大きい。ビザも無事に更新できたし、私は私の持てる体力と自分なりのスピードで頑張ろう。



kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。



| 研究日記 | 00:45 | comments(0) | trackbacks(0)



工事完了 - 近況 (2月1日)
おてんき

月曜日に始まった、拙宅の台所の壁に穴を開けて、裏側の大家さん宅の廊下と繋げるドアを作るという工事は、本日木曜日に完了した。システムキッチンを一旦どけて、壁を壊し始めたのが一日目、壁に穴を開けドアフレームを取り付けたのが二日目、現時点では双方に行き来ができないよう仮パネルで両側を塞いでキッチンを戻したのが三日目、そして四日目の朝には塗装が剥げ落ちて見苦しいところに白いペイントを施して完了だった。四日間、私はキッチンが全く使えない状態になったが、それでも避難所で、そこそこに有用な生活は送れたし、うち二日間は図書館で勉強もできた。ビザの件も進展があった。

また、三月の学会の申し込みも一応することができた。この申請が受理されるかどうかはわからないが、今回もどちらでもよい。一応何を喋るかの見通しは立っている。受理されたと決まれば、それから草稿をまとめよう。そうでなければ、博論の作業を続けるだけだ。どうか、この平常心を二月も保ちつつ生きて、作業をこなすことができますように。


kutsulog ← この記事を読んでよかったと思われたら、ぽちっと押して頂けると嬉しいです。



| 研究日記 | 19:44 | comments(0) | trackbacks(0)



CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< March 2020 >>
LICENSE
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
LINKS
タグ検索
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
古代ローマの来世観
古代ローマの来世観 (JUGEMレビュー »)
フランツ・ヴァレリ・マリ キュモン
RECOMMEND
神々にあふれる世界―古代ローマ宗教史探訪 (上)
神々にあふれる世界―古代ローマ宗教史探訪 (上) (JUGEMレビュー »)
キース・ホプキンズ,小堀 馨子,中西 恭子,本村 凌二
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
提携サイト


SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
小堀馨子の他の運営サイト
カウンター
あなたは累計
人目の訪問者です。

(本日は番目のアクセスです。 また昨日は人のご来場者がありました)

SPONSORED LINKS
モバイル
qrcode
PROFILE